出典:残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋
残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋は
急に怖がらせるのではなく、ゾクッとするホラーが好きな人
ホラーだけでなく、ミステリーも好きな人
・残穢の基本情報
・残穢・のレビュー
残穢の感想
残穢と似ているオススメのホラー映画
残穢の視聴方法
今回はホラー映画の残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋のレビューをしていこうと思います!
残穢はかなり好き嫌いの分かれる映画だと思うのですが、僕は大好きなホラー映画です!
今まで僕が見てきたホラー映画の中でも間違いなくトップレベルに入るホラー映画と断言できます!
目次
残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋のあらすじ
小松由美子は読者から集めた実話怪談をもとに小説を書いている。
そんなある日、久保亜紗美から一通の手紙が届いた。
その手紙には部屋から浴衣の帯を引きずる音が聞こえるという内容が書いてあった。
小松由美子と久保亜紗美はその原因を探っていくうちに想像以上に危険な呪いが原因かもしれないことに気付く。
そして2人は呪いに巻き込まれる。
残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋のキャスト
小松由美子役
竹内結子
久保亜紗美役
橋本愛
直人役
滝藤賢一
平岡芳明役
佐々木蔵之介
三澤徹夫役
坂口健太郎
小野不由美(原作)
中村義洋(監督)
残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋のオススメポイント
ゾクッとする怖さ
出典:残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋
残穢は直接幽霊を映すのではなく、視聴者に「幽霊がいるんだろうなぁ」という想像をさせて怖がらす演出が多いです。
普通のホラー映画では幽霊が鮮明に映されて主人公に襲い掛かるという内容が一般的です。
ですが、残穢ではそのような描写がほとんどありません。
例えば縁台の下に誰もいないのに老婆が笑顔で話しかけたり子どもが何もない天井をただ見つめるなど映像には一切映されないのに視聴者に「そこに何かがいる」と思わせる演出が多いです。
直接描写させず、想像力を駆り立てる演出が多く、ゾクッとするシーンが多かったです。
古い映像や写真がリアル
出典:残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋
残絵には古い映像や写真がよく出てきます。
それらの映像や写真が鮮明ではなく、昔らしい見にくさがあり、それが怖さを出しています。
昔の写真や映像ってなぜか怖いですよね。
その怖さに加えて暗い部屋で真顔でカメラ目線の男が写っていたりなど被写体の不気味さがかなり出ており、怖いです。
身近にある怖さ
出典:残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋
残穢はどこにでもあるマンションで穢れといういわゆる異変があり、その原因を探っていくという物語です。
そして探っていくうちに昔マンションがあった土地では人が死んでいてその呪いということが分かります。
今の時代、僕たちが住んでいる場所にはずっと前に誰かしらが住んでおり、間違いなく人が死んでいます。
恐らく今までの人間の長い歴史において人が死んでいない場所はほとんどないと思います。
つまり、どこの土地でも残穢みたいなことが起こりえると考えることができます。
幽霊が直接襲ってくれば作り物感が出ます。
ですが、残穢では幽霊がいると思い、精神が狂ってしまうなど現実でもありそうなホラーです。
そのため、残穢を見ている最中に「もしかしたら僕が住んでいる場所にもこういうことがあるかも・・・」という怖さがあります。
真実が少しずつ明らかになりスッキリする
出典:残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋
最初は謎だらけだった呪いが少しずつ明らかになっていき、全く関係ない内容だと思ったら実は繋がっていたりと残穢で出てくる色んな内容が意外なところで繋がったりしています。
その関係ないものが線と線で結ばれるスッキリ感が気持ち良かったです。
残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋の残念ポイント
ラストがあからさますぎる
出典:残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋
残穢は穢れの原因を探す物語です。
そして、穢れについての説明は冒頭でされ、穢れは聞いたりするだけでも感染するという説明も序盤にされます。
残穢の穢れは簡単に言うと幽霊の呪いです。
つまり、幽霊の呪いの話を聞くだけでその人も呪われてしまうということです。
残穢は幽霊に直接襲われるシーンを入れずに幽霊がいると思わせる演出がほとんどでそれにより、身近に感じるホラーを出しています。
にもかかわらず最後の最後であからさまに幽霊を出してしまっています。
ほかのホラー映画だったらそれでもいいのですが、残穢でやってしまったら身近に感じるホラーという今までの残穢のイメージが崩れ去ってしまいます。
恐らく穢れが感染するということを伝えたかったんだと思いますが、「そんなん残穢を見てたら誰でも分かるよ!」っていう感じがしてわざわざあからさまに説明しない方が良かったんじゃないかなぁと思います。
「良かったんじゃないかなぁ」ではなくて絶対に説明しない方が良かったです!
結局穢れの原因が分からない
出典:残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋
残穢は全ての時間が穢れの原因を探す推理パートです。
にもかかわらず、原因が分からないというのはもやもやします。
まあ、原因を探すのは永遠に続きそうな感じはしますし仕方がないかもしれません。
仮に穢れの原因を見つけてもその原因が起こった”何か”があり、その”何か”が起こった”何か”もあります。
つまり、無限ループのようなものに近いと思います。
なので、まあ、仕方ないのかなという感じはします。
ですが、もやもやすることに変わりはないので、残念でしたが(笑)
人によっては眠く感じる
出典:残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋
普通のホラー映画は序盤に幽霊の存在がいるということを演出し、後半に幽霊が主人公たちに襲い掛かるという盛り上がる展開があります。
ですが、残穢の場合は最初から最後まで幽霊の存在がいることを演出する映画です。
つまり盛り上がりに欠けます。
一応盛り上がる展開はあるにはあるんですが、その盛り上がりがほかのホラー映画と比べるとかなり弱いと思います。
なので人によっては眠く感じる可能性があります。
残穢は盛り上がる展開はないけど最初から最後までゾクッとするホラー映画!
出典:残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋
残穢、、、大好きです!
大好き!
本当に好きです。
残穢は急に幽霊が襲ってくる演出がないので、ホラー映画が苦手な人にもぜひ見てほしいホラー映画です!
もちろん急に幽霊が襲ってくる演出が好きな人にも見てほしいホラー映画です!
好き嫌いはハッキリ分かれる映画だと思います。
ですが、好きな人は本当に好きなホラー映画だと思います!
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残穢の視聴方法
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