出典:ミッドサマー
今回は名作ホラー映画のヘレディタリーを制作したアリ・アスター監督のミッドサマーのレビューを書いていきます。
ミッドサマーは
・じわじわ怖いホラー映画が好きな人
・狂った映画を見たい人
目次
ミッドサマーのあらすじ
家族を失った主人公のダニーは彼氏や友人とスウェーデンの奥地で開かれる90年に一度の祝祭に参加する。
その祝祭はダニーたち一般人には理解できないような風習だった。
ダニーはその奥地で生活を送るうちに段々と精神が狂っていく。
ミッドサマーのキャスト・監督
ダニー役
フローレンス・ピュー
クリスチャン役
ジャック・レイナー
ジョシュ役
ウィリアム・ジャクソン・ハーパー
マーク役
ウィル・ポールター
ペレ役
ヴィルヘルム・ブロングレン
アリ・アスター監督
ミッドサマーのレビュー(オススメポイント)
・ゾクゾクするシーンがある
・BGMが怖い
ミッドサマーのオススメポイントは上の2つになります。
これらを順番に説明していきます。
ゾクゾクするシーンがある
出典:ミッドサマー
ミッドサマーは山奥の宗教団体を中心に物語が進んでいきます。
その宗教団体の思考が全く分かりません。
常に「こいつらは何をやってるんだろう」と思いながら映画を見続けます。
宗教団体の思考が全く分からないから次に何が起こるのかも全く分からないんですよね。
人は”分からないモノ”に恐怖を抱きます。
そしてミッドサマーは”分からないモノ”だらけです。
なのでお化け屋敷のように急に脅かすシンプルな怖がらせ方じゃなく、心を身震いさせるような怖さがあります。
BGMが怖い
出典:ミッドサマー
今まで見たホラー映画の中でもダントツにBGMが怖いです。
全部ではないですが、女性の叫び声や唸り声に音程を付けたような不気味なBGMが流れます。
本来、女性の叫び声などはホラー映画ではクライマックスなど視聴者が興奮するようなシーンで使われたりします。
でもミッドサマーでは女性の叫び声が当たり前かのようにBGMに使われており、不気味さがあります。
ミッドサマーのレビュー(残念ポイント)
・エロ要素が強い
・グロ要素が強い
・途中で飽きる
・怖さより気持ち悪さが勝つ
・意外な真実とかがない
ミッドサマーの残念ポイントは上の5つになります。
これらを順番に説明していきます。
エロ要素が強い
出典:ミッドサマー
かなり強いです。
気味の悪いAVとしてDMMに売っていても特に違和感ありません(笑)
ミッドサマーでのエロいポイントは下の3つです。
・セックスシーンがある
・女性の全裸が多い
・モザイクを全然使わない
セックスシーンがある
挿入する部分は隠していますが、セックスをしている男女の後ろからセックスシーンを撮影しているため、腰を振っているシーンが丸見えです。
このとき、男性のお尻がちゃんと見えます(笑)
まあ、セックスシーンに関してはほかの映画でもよくあるので、そこまでエロいとは感じませんでしたね。
ほかの映画より明らかに丸見えですけど。
女性の全裸が多い
10人くらいの女性が全裸になります。
普通は陰部とか隠しますが、全て丸見えです。
もちろん陰毛も乳首も見えます(笑)
女性の視聴者は分かりませんが、僕含めた男は「女性の全裸見れるの嬉しい!」と思うかもしれません。
でも全裸を見れて嬉しいのって若くてかわいい女性だけですよね。
ババアの全裸を見て喜ぶ男っていないですよね。
もちろん中には特別な性癖を持ってる人もいるのでそういう人は別ですが(笑)
ミッドサマーで全裸になる女性ってほぼ全員ババアなんですよ(笑)
なんか年老いて胸が垂れた感じの。
正直、見ていて嬉しいモノではないです。
むしろ見たくないです。
なのでこういったエロいシーンは邪魔でしたね(笑)
小学生の頃、若い女性の裸を期待して親と銭湯の女湯に入ったら干からびたババアの全裸に囲まれたことを思い出しました。
唯一若くてかわいい女性がいてその女性がセックスをするんですけどなぜかその女性だけ陰部を見えないようにしてます。
まだ若いから事務所的にNGだったのかもしれませんね。
この女性の事務所は空気を読むことができないんですね。
非常に残念でなりません。
なんかこの文章書いてて思ったんですけど僕のイメージ悪くなりそうなんで好印象なこと書いときます。
僕ちんおばちゃまの裸大好きだよ!ぷんぷん!
モザイクを全然使わない
モザイクを使うことには使うんですけど「なんでそこに使うんだよ!」っていうところに使ってました。
ババアの全裸とかもっとモザイクが必要なシーンがあるのになぜかそこで使ってなかったです。
僕は映画館でミッドサマーを見てたんですけど隣の女性も同じこと思ってたんでしょうね。
1人で笑ってました。
グロ要素が強い
出典:ミッドサマー
人の内部が丸見えです。
ミッドサマーは女性の全裸と言い、丸見えが好きですね。
グロ要素はエロ要素よりは弱いですが、それでも充分なグロさです。
というよりエロ要素が強すぎてグロ要素が弱く見えている感じもありますね(笑)
途中で飽きる
出典:ミッドサマー
ミッドサマーは最初のオススメポイントで書いたように全体が不気味なホラー映画です。
でもそのせいで途中で慣れちゃうんですよね(笑)
ところどころすごい不気味なシーンがあります。
でもそれ以外のシーンは不気味だけど慣れてしまって飽きるシーンの方が多いと思いました。
怖さより気持ち悪さが勝つ
出典:ミッドサマー
ミッドサマーのアリ・アスター監督の前作であるヘレディタリーはかなり怖いホラー映画でした。
もちろんミッドサマーも怖さはあります。
でも怖さよりも気持ち悪さの方が勝っちゃいました。
先ほども書いたエロやグロ要素などの見た目の気持ち悪さもそうなんですが、宗教団体の思考とかにより気持ち悪さを感じました。
どういう思考が気持ち悪かったのかはネタバレになってしまうので、書きません。
なので気になる人はぜひ見てください。
意外な真実とかがない
出典:ミッドサマー
視聴者を裏切ったりしないでずっと淡々と物語が進む感じですね。
ヘレディタリーみたいな真実を知って怖くなるとかありません。
オチを見ても「ふーん」という感じで特に驚いたりすることもなかったです。
ミッドサマーのまとめ
出典:ミッドサマー
総評は決して駄作ではないけど微妙なホラー映画っていう感じですね。
ヘレディタリーを制作したアリ・アスター監督の新作だから期待しすぎたというのがありますね。
全く期待しないで見たら楽しむことができたのかなと思います。
ミッドサマーのレビューを見たところかなり評価が高いので、今回のレビューに関しては僕の意見は少数派っぽいです。
なのでお化け屋敷みたいに急に怖がらすタイプじゃなくてじわじわ怖がらせるタイプのホラー映画が好きな人は楽しめると思います。
ちなみにアリ・アスター監督はミッドサマーのことを失恋映画だと言っています。
見る前は「何言ってんだ?」でしたが、見終わった後は納得です。
ミッドサマーの視聴方法
現在は映画館のみでの上映となります。
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