最近何かと話題のホラー映画アス/Usを観てきました!
てなわけで、今回はアス/Usのレビューをしていこうと思います!
もちろんネタバレなし。
この映画はネタバレしてしまったら面白さが激減してしまいます!
アス/Usは
伏線が多い映画が好きな人
世界観が不気味な映画を観たい人
本格ホラーを求めてはない人
アス/Usのキャスト・監督
アデレード・ウィルソン役
ルピタ・ニョンゴ
ガブリエル・ウィルソン役
ウィンストン・デューク
ゾーラ・ウィルソン役
シャハディ・ライト=ジョセフ
ジェイソン・ウィルソン役
エヴァン・アレックス
ジョーダン・ピール監督
アス/Usのあらすじ
主人公のアデレードには夫や息子、娘がおり、4人で別荘へと向かう。
その別荘の近くにはアデレードが子どもの頃に訪れた遊園地が近くにあり、4人でそこへ向かうことになった。
その日の夜、別荘に全身赤の服を着た4人の家族がやってきた。
最初はいたずらだと思ったがどれだけ話しかけても反応がなく、不気味に感じるようになる。
しばらく経つと、赤の服を着た家族はアデレードたちを襲い、別荘の中へと入ってきた。
その4人を近くで見ると自分たちと同じ顔をしている家族だった・・・
アス/Usのオススメポイント
気味の悪い怖さ
出典:アス/Us
アス/Usでは主人公たちと全く同じ容姿のキャラが主人公たちに襲ってきます。
ここでは主人公たちを表、主人公たちと同じ容姿をしたキャラを裏とします。
まず同じ役者たちなのに表と比べると裏が不気味すぎます!
とにかく怖い!
その理由を考えてみたんですけど裏はずっと目を大きく見開いているんです。
裏は声を出さずに口を大きく開けて笑ったりするのですが、どんな時もずっと目が見開いており、そこに化け物のような異質な怖さを感じます。
だって普通の人間はこんなことしないですもんね。
容姿は全く人間なのにその人間は絶対にしない行動であり、そこに恐怖を感じます。
ちなみに声を出さずに笑うというのは正確には声は出ます。
ですが、言葉の出し方が分からずにかすれた感じをイメージしてもらうと分かりやすいかなと思います。
正直、ネタバレ無しではこの不気味さを完全に伝えることはできないです。
伏線がかなり多い
出典:アス/Us
アス/Usは伏線がいたるところにあります!
それらは一つの真実のための伏線であり、少しずつ真実が分かっていくというより、短時間で一気に全ての伏線を回収しました。
そして真実を知ることによって、アス/Usの世界、登場人物をより深く知ることができ、ここで恐怖を感じました。
映画を見ている時に「なるほどね」と謎だった部分に辻褄が合い、面白かったです。
そして見終わったあとに1人で登場人物に感情移入をしたさいに、他の映画では味わえない気味が悪いという恐怖感を全身が包みました。
もし、自分が登場人物だったら一生不信感を抱いたまま、それでも真実に目を背け、生きていくでしょう。
アス/Usの残念ポイント
ちょっとコメディ寄り
出典:アス/Us
友達と観に行ったんですけど友達と一緒に物語の途中で不覚にも笑っちゃった(笑)
いつもホラー映画の時はその友達と観に行くけどいつもは笑わない。
今回初めて笑っちゃいました!
笑ったと言っても声は出してないけどね。
だって面白いんだもん
しょうがなくない?
アス/Usは自分自身に襲われるという映画ですけど主人公たちの精神力が強すぎます!
最初は涙目になりながら怖がってたくせになんか途中からめっちゃ裏に抵抗するんですよ(笑)
目の前に死体がある状況で平然とテレビを見たり、横に死体があるのにリビングのイスに座りながら飲み物飲んでるしで精神力が強すぎる!
もうお前らはどんな世界でも生きてけるよ(笑)
ちなみに最初は涙目になりながら怖がってたと書きましたが、それでも裏を目の前にした状況でもちゃんとソファに座るという常人ではできない行動を難なくやります。
ホラーを期待してたからこのポイントは残念でした。
驚かせてくる怖がらせ方じゃない
出典:アス/Us
ホラー映画特有の何が起こるか分からない恐怖は全くなかったです。
というのも制作者側もそこまで怖がらせようとしてないのかな?と思いました。
だって、ホラー映画で敵が主人公を襲うのって基本的に画面外から画面内に急に現れて襲うというものが一般的です。
だけどアス/Usは画面内に敵が映ってから、敵が襲いにかかるため、見ていると「襲うな」と理解することができるため、怖くなかったです。
ただオススメポイントで書いた不気味な恐怖はありましたが。
僕は初めてアス/Usを知ったのは映画館で赤と白で配色されたポスターを見つけたからです。
そのポスターはかなり怖く、見る前に「アス/Usはめちゃくちゃ怖いホラー映画なんだろうなぁ」という気持ちで見たため、怖くないというのはかなりガッカリするものでした。
面白くて映画としては充分だったけどそのせいでいまいち満足感がなかったです。
アス/Usは誰かと語り合いたい映画
出典:アス/Us
アス/Usの何が面白いって登場人物や世界観の不気味さです。
そして、見終わったあとに考えさせる映画のため、友達と一緒に映画について語り合うことがかなり楽しかったです。
自分だけでは分からなかった部分も友達と話すことで、知ることができたり、考え方の違いも知ることができ、奥の深い映画だなと思いました。
実は見る前にゲット・アウトの監督だからそこまで怖くないのかなぁとも思ったのですが、まさにその通りでした!
映画を見る前にポスターやPVを観て「これはかなり怖い映画だ!」と思って観るべきではないなと思います。
そして、ぜひ見終わったあとは友達と話したり、ネットでネタバレ考察サイトとかを見て他の人の考えとかを知ることをオススメします!
こちらではアス/Usの考察記事を書いたので、アス/Usを見終わったあとによければ読んでみてください!
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